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ホンダS2000 (2006 6MT/2.2L) に試乗する

2018/01/10

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フェイスリフトを受けて2.2LになったS2000。S2000のステアリングを握るのは、このモデル登場の頃以来です。こんなに軽かったかな?と思えるドアを開けて室内へ乗り込みます。インテリアについては細かな変更があったようですが、オーナーではないぼくにはわかりづらく、しかし以前感じたような質素さは感じないので各部の質感は向上しているものと思われます。
クラッチ、ブレーキ、アクセル、それらはホンダ車に共通するストロークの短さ、軽さを伴う軽快な操作感であり、小径ステアリングはやや軽く感じます(普段乗る車に比べて)。特筆すべきはやはりシフトフィール、これは短く確実に決まります。リバースの位置を確かめ、ミラーをあわせ、シートベルトを装着しプッシュボタンを押してエンジンスタート。アイドリング時の排気音はやや重く、しかしずいぶん静かになったように思います。

レブリミットが1000rpm下げられて8馬力ダウン、という異例の変更を受けたエンジン。しかしトルクは0.3kgmアップしています。トルクの上昇はわずかながらもクラッチを繋ぐときの神経質さは影をひそめました。走り出してみても体感上のパワーアップは感じることができないように思いましたが、フェイスリフト前のモデルと比べると同じ速度で走っていても回転数が低いです(当然か・・・)。発進加速は全モデルとは大差ないという話でしたが、やはり同じように感じました。違うのは常用域からの加速、たとえば50~60km/hで走行していてそこから追い抜きをかけるとき、などです。このあたりは太くなったトルクの恩恵というか、ずいぶんズボラに走ることができるようになりました。

足回りは相変わらず固いです。しかし内装のたてつけが良くなったのか不快なきしみ音も無く、また室内に届くノイズとバイブレーションはずいぶん低いレベルになりました。フェイスリフト前のS2000の走行感覚は例えるならモーターサイクルやカートのそれであり、しかしフェイスリフト後は乗用車に近づいたとも言えます。
驚いたのはコーナリング時の挙動の自然さ、これは慣性を感じさせずきれいに曲がります。かなり細かい部分で熟成を受けていると思われますが、以前の「ホンダの考えるスポーツカー=レーシングカー」的なフィーリングと、運転しやすくなった現在のフィーリング、どちらとも魅力的です。

ちなみに体感速度、これはずいぶん高い(体感速度と実際の速度が近い)です。低いウインドスクリーンのせいもあるかと思いますが、意図的なものでしょうね。出来れば高速道路でのレーンチェンジ、不整路の走行、下りから登りへの急激な変化のある路面の走行をしてみたかったのですが、久しぶりに色々な環境で試してみたいと思える車でした。

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