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●その他自動車関係(日本車)

ホンダCR-Zについて考える

2016/08/16

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CR-Zが発売されたわけですが、けっこうMT礼賛的意見が多いですね。
トランスミッションについて、現在はツインクラッチやシングルクラッチの2ペダル、トルコン式AT、CVTなど様々な方式があり、さらにはトルコンATも多段化が進んだりしています。

CR-Zの場合、「スポーツカー=MT」というステレオタイプな図式に則っていると考えられますが、以前に何度かエントリーしたように国産車はツインクラッチの導入が少なく(CVTに開発コストを投じたので元を取らなくてはならないということもあると思います)、MTとAT、という2分化にて語られることが多いようにも思え、「スポーツ性」をアピールするにはMTの採用が最も効果的であったと言えるでしょう。
国内の場合、ちょっと気になるのは、ATを必要以上に格下に見なすことですね。3ATや4ATであればともかく、最近は8ATもあったりして、多段化によって効率的にトルクバンドを使えるようになりましたし、減速比から見ても高速走行時の燃費がさぞ良いだろう、というケースも見られます。そういった部分では、ATのネガが消えつつあり(重量やトルコン式のスリップなどは問題として残りますが)、ATの選択も場合によってはアリだろう、と考えるようになりました。
ぼくは、トランスミッション形式よりも、「自分で走るギアを選ぶか、車が自動で走るギアを選ぶのか」が重要だと考えており、その意味ではその車の性格や、自分の使用目的に合ったトランスミッションを選択すべきだと考えています。なので、積極的にギアを選ぶことのできるAT(もしくはCVT)であれば、それはそれでOKなのですよね。

さらにはEVだと無段階変速になるわけで、世の中の変化、技術の進歩によって、考え方も変えて行かねばなるまい、と思う今日このごろです。

余談ですが、スズキとVWの提携で、今後スイフトにDSGが載ったら楽しいだろうなあ、と考えたりします。

とりあえず、CR-Z見てきました。インサイトほど盛り上がってはいないだろう、と考えていたのですが、どこもディーラーは盛況ですね。実車を見た印象では、「思っていた以上」というものです。ぼくはインサイトを基準に考えていたのですが、CR-Zはさすがにプリウスの後に出てきた車であり、挽回にはこの車の成功が必須となりますので、かなり気合を入れてきたなあ、という印象ですね。それはどの辺かというと、ドアの開閉した感触や、ボンネットとツライチになったフロントウインドウの下回りなど空理期的な処理、タイヤハウス内側のキッチリとしたインナーといったところです。欧州車の場合、比較的低価格のエントリーモデルであってもタイヤハウスのインナーには手を抜いていない場合がありますが、国産の場合はけっこう鉄板むき出しだったりすることがあるのですよね。もちろんCR-Zは低価格ではありませんが、そのあたりちょっと心配していたわけです。内装についてもホンダ初の素材を使用したり、と気合が入っており、「安っぽさ」は感じられない(パーキングブレーキレバー以外)と思いました。まるで初代インサイトのように魂の篭った車だという印象を受けており、とりあえず機会を見つけて試乗します。
数字上でのパワーはやや低いですが、モーターのアシストによりどの程度フィーリングが「気持ちよく」なっているのか、またリヤサス(トーションバー)がどのような動きをするのかが気になるわけです。べつにトーションバーを低く評価するわけではないですが、ミニがあの価格でマルチリンク(リヤ)サスペンションを装備していることを考えると、CR-Zにも左右独立したサスペンションを採用して欲しかったなあ、と思います。

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