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ポルシェ911(991)初見での印象

2016/09/21

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第一印象は「フロントが幅広になったなあ」ということ。
実際、フロントのトレッドが広くなっているようですね。
具体的にはフロントの左右が丸かった997(I)に比べ、フェイスリフト、モデルチェンジのたびに張り出しが大きくなっているように感じます。
エンジンの出力向上に伴い、熱対策としてエアの取り込み面積を広くする、などの理由があるのかもしれませんね。
従来のモデルでも、上位モデルほど横への張り出しが大きかったように思えるので、やはり機能的な理由があるのでしょうね。
ヘッドライトも「よりボディの外側に」配置されているような印象を受けます。
前から見ると「横長」つまりワイドに見えますので、そのぶん車の幅が広くなったように見え、視覚的な安定感が増しているように思います。

全体的には、911といえど「世代が一気に変わってしまった」、つまり996から997へスイッチしたときと同様、もしくはそれ以上に大きな変化を感じます。
大きな理由はヘッドライト形状。今までと同じ楕円ながらもバブル形状に盛り上がっており、横から見たときの表情がこれまでの911とは一変しており、ある意味「スーパーカー」っぽい雰囲気を出していると感じます。
そして、ヘッドライト内部の作りこみもより丁寧に。
また、フチにあった(内部に成型された)線も姿を消しており、そのためにフロントは非常に滑らかに、かつシンプルになったような印象を受けますね。

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サイドから見てみると、リヤクオーターウインドウが長くなっていることがわかります。
ただし、グラスエリアは広がっていないように見え、このリヤクオーターウインドウの前側つまりBピラー側はブラックアウトされていますね。
ポルシェは視認性を重視していると認識していますが、それでも(ガラスが面積が増えているのに)グラスエリアが広がっていないということは、「Bピラーが太くなっている」つまりボディ剛性が相当に向上しているのでは、と考えています。

そしてもうひとつ、このリヤクオーターウインドウの後側が「上にあがっている」こと。
ポルシェのサイドから見たデザインは「水平基調」が定石で、それはボクスターを横から見ると顕著です。
ほかの車などはフロントフェンダーが後ろに向かって上がり、その端にドアミラーが付いてそこでいったんラインが終了。その後に一段下がってサイドウインドウが始まる、といったものが多いのですね(VWはそれが顕著)。

ずっと前に、日産セドリック/グロリアのデザインをポルシェ(本体)が行ったという話と、それに関連してボクスターとセド/グロのサイドビューの類似性についての記事をエントリーしたことがありますが、とにかく「後ろ上がり」のデザインとなったことはひとつのトピックで、ポルシェの今後のデザイン的方向性を示唆するものでもあると考えています。

今回、991の場合はリヤフェンダーの拡大(20インチを収めるため)のため、そしてデザイン的な理由でこういった手法を取ったのだと思いますが、非常に力強く魅力的なリヤビューとなっていますね。

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このリヤフード兼スポイラーが非常に美しく、デザインイメージとしてはカレラGTに端を発するのだと思いますが、この部分も今後のポルシェのデザインイメージを決定付けるものかもしれませんね。
918スパイダーは当然として、ボクスターやケイマンもそうですし、予定されるパナメーラのフェイスリフト含め、このイメージに統一されてゆくのかもしれない、と考えます。
ほぼ真横から見ると今までのシルエットとの違いが顕著ですが、先ほどのリヤクオーターウインドウの「切り上がり」とともに、リヤにかけてウエッジシェイプを演出するひとつの大きな要素となっていることは間違い無いでしょうね。

より寝かせたフロントウインドウ、ヘッドライト、そしてリヤに向かって上がってゆくラインなど、今までのポルシェとは異なる手法が見られますが、それでも全体的なイメージを「ポルシェ911」として認識させますので、きっとデザインには相当に苦労したのだと思います。

反面、フロントフェンダーは従来の面影を強く残しますね。
ドアも同じだと思います。

ショウルームには、20インチタイヤ/ホイールが装着されたカレラSが展示されていますが、イヴォークと同じように「20インチありき」でデザインされたのではないか、と思えるほどのフィッティング。
20インチホイールは価格(意外と安価)を考えると、ぜひ装備しておきたいオプションですね。

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