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「最新モデルとの違いが分かりますか?」イヴォーク買い替え案内のDMとイヴォーク再考

2017/09/26

ジャガー・ランドローバー・ジャパンよりDMが。

内容としては「新型イヴォークに買い替えてはどうですか」というもので、イヴォークを過去に購入した人に対して送られているもののようですね。

イヴォークがこれだけ進化したということ、そして金利も考えると今の車を売って新型にした方が支払いも楽になりますよ(ローンの場合)、というものです。

売買の際の面倒を厭わなければ、正直なところイヴォークは既存オーナーにとって「買い替え」を行っても良いくらいの進化をしている、と考えています。

なんどかアップしていますが、イヴォークはジャガー・ランドローバーにとって計画的に進められてきたプロジェクトであり、まずは外観を新しく中身は使い回しでコストを抑えて利益をあげ、その後に中身を外観の斬新さにあわせて進化させてゆく、という計画のもと進められてきた世界戦略車です。

当初はフリーランダーのフレームにハルデックス4、フォードのエンジンとZFの安価な6ATという組み合わせで、いずれも先進性においては劣るものでした。
現行イヴォークにおいては、これまでに稼いだお金でATを新開発の9段に、そして4WDシステムもオンデマンド方式のアクティブドライブラインに、そしてトルクベクタリング・バイ・ブレーキ、という「最新、最高」とも言えるものへと駆動系を置き換えています。
エンジンに関してはまだ変更されていませんが、JRLは新型エンジンを完成させており、これに置き換えられるのもそう遠くない将来だと考えています。

フレームやサスペンションに関しては容易に置き換えることができないと思いますが、正直なところ、ぼくは「その必要は無い」と考えています。
先日のレクサスNXのときに思ったのですが、「イヴォークの乗り心地はほかのメーカーでは再現するのは難し」く、それはアウディQ3であっても、レクサスNXであっても遠く及ばないものだと考えています。

フレームの重量はかさみますし、サスペンション周りはスチール製(アルミ製ではない)のパイプを組み合わせた古い構造のものですが、それでも最新形状や素材を使用したサスペンションに比べ、圧倒的に優位があると感じました。

オフローダーを作るというのは非常に難しく、単に車高を上げれば良いというものではありません。
車高が高くなり、重量が増加することで想定外の問題も出てくるわけで、どんなに歴史のあるメーカーでも簡単に作ることはできず、ましてや乗り心地の良いオフローダーをつくるのは大変難しいことです。

BMWですら自社でそれを作るのは難しく、そのためにランドローバーを買収してその技術を吸収し、作ることができたのがX5というわけですが(その後は用済みになったのでランドローバーを売却)、BMWが自社で独力開発するのが無理だと判断したほどオフローダーを作るのは大変な作業で専門的知識が必要と考えられます。

ランドローバーは世にも珍しいオフローダー専門の会社であり、やはりそのノウハウは非常に優れたものがあると思います。
イヴォークの乗り心地というのは他のメーカーでは絶対に再現できないもので、それを先日のレクサスNXの試乗の際に再認識したわけですが、その意味ではイヴォークは現在の市場において「非常に価値の高い一台」であり、コストパフォーマンスが非常に高いと考えています。
あまり否定的なことは言いたくありませんが、レクサスNXの足回りの躾はひどく、18インチのタイヤサイズであの乗り心地であれば、イヴォークと同等の19や20インチを装着した場合、かなりバタバタするのではないかと思われます。

ぼく的にはスタイル、メカニズム、乗り心地的にも圧倒的優位があり、それを崩すことが出来るのはポルシェ・マカンくらいであろうと(まだ乗っていないのでわからない)考えていますが、将来的なことを考えると、イヴォークオーナーはここで(2012-2013年モデルが高く売れるうちに)乗り換えを検討する価値があるのかもしれません。

なお、イヴォークは外観から想像する以上に走行性能も優れており、ぼくが乗っていた2013年モデルであっても、高速道路の走行においてはアウディTTの2012年モデルよりは高いスタビリティを持っていました。

今まで所有してきた車の中で(ポルシェとランボルギーニを除くと)、平均走行速度がもっとも高かったのはミニクーパーS(R56)、そしてその次がレンジローバー・イヴォーク。
その次にアウディTT、VWシロッコ、という順です。

イヴォークに(アウディTTから)乗り換えたときに「TTよりも安定していて速い」と感じたことを覚えており、かつイヴォークは試乗してから購入を決意した車ですので、その走行性能は2012また2013年モデルでも折り紙付きで、2014年モデルだとさらにその上を行くことは間違いなさそうです(そのうち試乗したいとは思います)。

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