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F56ミニクーパーS(初見と試乗、インプレッション)~2

2016/09/21

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さらに詳細を見てみます。
ぼくが気になるのは灯火類ですが、これはほぼフルLED状態。
ポジション、ヘッドライト、フォグランプ、ライセンスランプはLEDが採用され、前後左右ウインカーは従来通り フィラメント球が使用されるようです。
ほかのメーカーでも、なぜかウインカーにはフィラメント球が使用されるパターンが多いですね。
ボクスターもフロントとサイドのウインカーはフィラメント球ですし(リヤはLED)、ガヤルドも同じです。

タイヤとホイールを見てゆくと、たぶんトラックが広がっていると思われ、けっこうツライチ感がありますね。
また、おそらく日本の法規に対応するためかと思いますが、リヤフェンダーには小さなモールのようなものが付属。
樹脂パネルとボディとのチリについては、R56に比べてずいぶん精度が向上している模様。
各パネルのチリもかなり正確になっていますね。
R56ではフロントフード左右でチリが合わなかったり、走行状態によって毎回違うクリアランスだったりしたのです が、それを防ぐためかフロントフードのラッチは中央一カ所ではなく、左右二カ所で固定する形式になっています。
画像ではフロントバンパーの「アゴ」が気になりますが、実物はほぼ気になりません。
これは、車両に近づくと車を見下ろすことになり、角度的に出っ張りが目に入りにくくなるためだと思われます(オ フィシャルフォトなどでは車体全体を見せるために、”引いた”状態の絵であり、実際の人の視点とは異なる)。
エンジンルームを見てみると、R56に比べて非常に「みっちり」詰まっているように見えます。
バンパーのレインフォースメントと、それとボディとを接続するゴツいアルミの構造材が目に入りますが、おそらく衝 突安全性はかなり向上しているようです。
エンジンルーム内で何がそんなに場所を取っているのか?と思いながら見てみると、どうやら場所を取っているのはラ ジエターみたいですね。
フロントグリルが大型化していますが、その開口部のほぼ全域に渡ってラジエターが見え、かつその厚みがかなりのも のとなっています。
これはエンジンの高出力化に対応したものと思われますが、これだけの容量があればそうとうなブーストアップにも耐 えることが出来るかもしれません。

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フロア下については、さらにフラッシュサーフェス化が進んでおり、よりフラットボトムに。
これは空気抵抗など効率化を考えたものかもしれませんね。

ちょっと気になったのは、リヤのサスアーム。
ぼくはR56のアルミ製サスアームに価値を見出していたのですが、F56ではこれがスチールに。
ただし形式はマルチリンクで、R56同様ですね。
これはコストダウンというよりは、思うところがあっての変更と思われます。
というのもコストだけを考えると新設計してスチール製サスアームを使用するよりも従来の設計と素材を使いまわしたほうが安上がりと考えられま すが、そこをあえて新設計としているところに何か理由がある、と考えるわけです。
見たところサスアームは細くなっており、アルミと比べて総重量は軽くなっているかもしれません(アルミは鉄と同じ強度を出そうとすると、より 肉厚になる。鉄よりも強度が低いので)。

なお、FFにとってリヤサスは大きな問題ではなく、ニュルブルックリンク最速のメガーヌRSもトーションビームですし、シビック・タイプRも トーションビームです。
後に記載したいと思いますが、実際の試乗でもまったく気にならなかったので、これは「改良」と捉えるべきかと考えています。

タイヤはランフラット非装着ですが、ランフラット装着を前提にしていたR56に比べて足回りとシャーシの負担が減ったと思われることも関係し ているのかもですね。

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