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ポルシェ911カレラ~997のバリエーションについて(911カレラのフェイスリフト)

2017/08/22

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PDK、新設計の直噴エンジンを搭載して登場。灯火類にLEDを搭載し、前後バンパーの意匠、ドアミラーやインテリアの一部が変更されています。カレラ、 カレラS、カレラカブリオレ、カレラSカブリオレともに2008/6/6発表。

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イメージカ ラーはポルシェとしては非常に珍しいバサルトブラック。プロモーションムービーはまるで映画のようで見ごたえがあります。キャッチフレーズは 「Request Requiered=尊敬に値するクルマ」。リヤビューからのショットが多く、デザインにおいても最も力を入れたのがリヤセクションとのことですが、「こ の車の前を走ることなど不可能」というポルシェ社の自信の表れなのかもしれませんね。

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2007年5月8日発表。ターボ同様のパワーユニットに、わずか70kg増に抑えたカブリオレ・ボディ。歴代最強のカブリオレです。リヤウイングのリフト 量やサスペンションの設定をクーペモデルと微妙に変えるなど、カブリオレ専用チューニングが施されています。イメージカラーは(たぶん)マロンメタリッ ク。専用サイトはこれまた荘厳なイメージ。

関連投稿:ポルシェ911カレラ~997のバリエーションについて(911GT3RS)

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2006年5月29日に発表。GT3と同じ3.6L/415馬力ながらも、20kg軽量化されているため(+シングルマス・フライホイールとクロスミッ ションで)0-100km/h加速は0.1秒早い4.2秒。最高速度は310km/h。
ボディは外側もカレラ4のものが採用されたため、GT3に比べ44mmワイドに。特徴的なのはボディカラーで、アークティックシルバーとブラック(メタ リックと記載されていないのでたぶんソリッド)の他、オプションでオレンジとグリーン。エンブレムとホイールはボディカラーによってオレンジもしくはブ ラックとなるようです。

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2006年2月28日、ジュネーブショーにて発表。エンジンは 3.6L、最高出力は480馬力(996比+60馬力)。リッターあたり出力はなんと133馬力です。最大トルクの発生域も1950~5000RPM (996ターボは2700~4600RPM)と広くなり、より扱いやすくなったであろうことが想像できます。加速性能(0-100km/h)については 6MTで3.9秒、ティプトロニックSでは3.7秒。なんとTipの方が加速性能において6MTを上回っています。

200km/hに達するまでの時間は 6MTで12.8秒、Tipでは12.2秒。こちらもTipの方が優れています。また、燃費が10%程度向上したことも発表され、6MTで12. 8km/L、Tipで13.6km/L(こちらもTipの方が良い)。最高速度はともに310km/h。
特筆すべきは「スポーツクロノパッケージ・ターボ」。「シフトレ バーに隣接する」ボタンを押すと、オーバーブースト機構が働き、ブーストが最大0.2Bar上昇(10秒)する機能です。その他も可変タービンジオメト リー、電子制御多版クラッチを使用した新しい4WDシステム、外装では初めて採用されたLEDインジケーターライト等、新技術がふんだんに盛り込まれてい ます。専用サイトはオーケストラをイメージした荘厳なイメージ。
発売はドイツにおいて2006年6月24日から。

関連投稿:ポルシェ911カレラ~997のバリエーションについて(911GT3)

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2006年2月28日、ジュネーブショーにて発表。エンジンは 3.6L、最高出力は415馬力(1リッターあたり115.3馬力)。0-100km/h加速は4.3秒、160km/hに達するまでに要する時間は8. 7秒。レブリミットは200回転引き上げられ、7600RPMとされています。改良型6MT、シフトアップディスプレイ、PASM、19インチタイヤ、 「カレラGTから受け継いだ新しいトラクションコントロールシステム」の新装備がアナウンスされています。

PASMについては、ノーマルモードで「先代の フィールに近い」とプレスリリースにあるので、スポーツモードではたいへんな硬さであることが想像できます。ヨーロッパでの発売は2006年5月から。

関連投稿:ポルシェ911カレラ~997のバリエーションについて(911カブリオレ)

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重量はクーペに比べてわずか+85kg程度の増加にとどまるカレラ・カブリオレシリーズ。2WD系では0-100km加速はクーペに遅れること0.1秒、 最高速は同じ数値(cd値は微増の0.29)です。日本では圧倒的にクーペが多いカレラですが、北米では約半数がカブリオレの販売と言われており、世界的 な需要は相当なものだと思われます(かつてのBMW8シリーズが成功しなかったのはオープンモデルをラインナップしていなかったからだと言われている)。 幌の開閉可能な速度域は時速30kmから50kmへ引き上げられました。

世の中では一般的になりつつある格納式ハードトップを採用しなかったのはその重 量、そして格納時とそうでない時の重量バランスの変化を嫌ったためと言われていますが、個人的には美しいラインのルーフを(格納式ハードトップでは)実現 することが難しかったのが最大の理由ではないか、と思っています。いずれにせよ、ソフトトップの醸し出すエレガントな雰囲気は良いものです。

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997カレラ・カレラSのRR系はは全幅1810mm、997カレラ4・カレラ4Sの4WD系は全幅1852mm、と全幅が異なります。これはリヤフェン ダー拡大によるもので、295/35ZR18(カレラは265/40ZR18)というファットなリヤタイヤをボディに収めるためです(カレラ4Sに至って は305/30ZR19)。リヤに対してトレッドが狭いのでステアリン グの切込みがシャープに、また5%~40%のトルクをスプリットするビスカスカップリング4WD化による重量増加分(55kg)がほぼフロントにあるため に前後バランスが改善され、ピッチングが少なく快適な乗り心地であるようです。

0-100km加速としてはカレラ4はカレラに対して+0.1秒、カレラ 4Sはカレラ4Sと同じタイムです。事実、55kg程度の重量の増加はカレラ/カレラSの出力を考えると微々たる物で、逆に4WD化によるトラクション増 加が寄与して0-100km加速タイムが向上しそうですが、そうでないのはやはり元来RRのトラクションが強烈であること、そしてポルシェは加速性能を目 指して4WD化を行ったのではない、ということでしょうね。996カレラの時とは異なり、今回はボディ形状を変えていますので、通常のカレラ(2WD)と は「別モデル」ということを改めて強調しているのだと思います。ポルシェは微妙なチューニングが得意であり、それは2WDのカレラとカレラSにおいても差 異を演出している程なので実際にカレラ4をドライブすると、2WDモデルとは全く違う乗り味かもしれません。

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2006年7月に発表。4WDシステムを採用し、ワイドボディとなりました。サイドウインドウ上にシルバーのアクセントが入り、他の911とは異なるラグ ジュアリーっぽい雰囲気を醸し出しています。日本への導入はTipのみ。発表時のイメージカラーはメタリックオレンジ。

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