トップページ






●コラム/近況 >中国

中国の格差社会について考える

2017/09/23

中国は人民間の格差が大きいですが、モノの価格差も大きいことは、スターバックスの一件で少し触れました。
車でも安いものは30万円くらいから(現地生産のヴィッツくらいのハッチバック)、高いものは1億を超すものまで、さまざまです。
ポルシェやフェラーリ、ランボルギーニは日本の倍ほどしますので、とにかく高価ですね。

一方フォルクスワーゲン(ついにゴルフGTIも中国向けは中国生産になった)やBMW,メルセデス・ベンツは中国で生産していますので、日本に比べてもさほど価格差があるようには感じません。
衣類の価格差も同様で、Tシャツでも100円くらいのもの(普通に売っている)から、日本と同等のディオール・オム程度の3万円クラスのものまで様々です。
とにかく収入の格差が大きい分、売っているものにも格差があり、食べるものにも格差があるので、うまく社会が成り立っていると言えますね。
非常によく出来ているというか、先の関税や合弁政策についても中国は非常に優秀で、内政や外政ともに一流以上と言って良いでしょう。

普通の人は普通に、お金持ちはお金持ちっぽく暮らすことができるという意味では、お金持ちは一般人には無い特権を享受できるわけですね。
一方、日本では格差が小さいために、所得が高かろうが低かろうが、同じような生活コストがかかります。

マクドナルドの無料コーヒーなどを除けば、店へ行って数十円で飲み物だけを飲むことは難しく、中国のように数十円の定食も無いわけです。
その意味では、同じ区域にお金持ちと一般の人が共存することになり、お金持ちにとってはあまり特権を感じられない、ということになりますね。
ぼくはお金持ちではありませんが、お金持ちにはお金を遣ってもらわないと経済がうまく機能しなくなると考えていますので、かねてよりエントリーしているように中国や最近のドバイよろしく、日本もお金持ちを優遇するまたは特権を与えるなどしなくてはいけないと思うのですよね。

子供手当てや各種税制優遇などで高額対象者を除外するなどという議論は、ぼくにとってはもってのほかであり、逆累進課税導入もしくは間接税の比率を下げて直接税の比率を上げる、つまり遣う人ほど税金を払うシステムにすべきと考えています。
お金持ちがお金を遣いたがらなかったり、買うものが無い、または外国でしかお金を遣わない状況に陥っては、日本経済も危ういと言えるでしょう。

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

-●コラム/近況, >中国