●コラム/近況

サウナにて

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先日サウナに入っていたら、隣にいたオッサン同士が話をしているのが聞こえました。
どうやら片方のオッサンの家がたいそう広いようで、留学生を常時6-7人程度迎えているようなのですね。
いわゆるホストファミリーというやつです。

で、もう片方のオッサンが「そんなにたくさん外国人おったら言葉通じへんのとちゃう?」と聞いたのですね。
そうしたら、そのホストファミリーの方のオッサンが、「そこは国が違えども同じ人間や。アレやアレ、ボディ・・・マッサージで通じるんや!」

いやそれボディランゲージやん、と言いそうになったのですが、すこしこらえるのに苦労しました。
サウナは90度くらいあったと思いますが、その瞬間汗が引きましたね。

それはさておき、ぼくがここで思ったのは老化です。
どんなひとも生まれた瞬間から確実に死に向かっているわけで、それに抗うことはできません。
「ボディランゲージ」という言葉を覚えていても、老化とともにそれを忘れて「ボディマッサージ」になったりするわけですが、そういった残酷な現実を目にすると、わずかな恐怖すら覚えます。

ぼくの母親が、(母親の子供時代に)お年寄りが横文字を使えないのを見て時代に取り残される哀愁を感じ、「年をとってもああはなりたくない」と思った、とぼくによく語っていたものですが、実際にぼくの母親も晩年(まだ健在ですが)はやはり母親が子供の頃に見て”ああなりたくない”と思ったであろうお年寄りそのものになったりしているのですよね。

なので、ぼくもいずれは時という波に飲まれてしまう時期がやってくると思いますが、オッサンを見ながら、そんなことを考えた次第です。

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