●コラム/近況

父親について考える

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ぼくの父が今のぼくと同じ歳のとき、ぼくは生まれました。
父は多くを語らない人であり、父が愚痴や不満を言うのを聞いた記憶がありません。自慢しているのを見たことも無く母親と喧嘩しているのも見たことがありません。寡黙ではありましたが厳格ではなく、比較的自由に過ごさせてもらいました。

父は家庭を大切にする人で、ぼくの知らないところではずいぶん苦労があったことと思いますが、ぼくや家族に負担をかけまいとしてひとりで全てを背負い込み、全てを処理しようとしてきた人です。ぼくはそんな父を見て育ったのです。
男は口先だけじゃだめだ、黙ってやることだけやってればいい。
そんなメッセージを寡黙な父の行動から学んだような気がします。喜びは家族とわかちあうけれど、苦労や責任はひとりで背負ってきた父。ぼくには到底まねできそうにありませんが、見習うことくらいはできそうです。

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