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近所のカーショップが日産パオを買い占めている件

2017/08/22

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なぜか近所の中古自動車屋さんが急激に日産パオを買い集めています。
日産パオ。それは限定受注による完全な限定生産車(注文数以上には造っていない)であり、最初のオーナーさんへ渡ったのが平成元年、最後のオーナーさんのところへ納入されたのが平成3年と聞いています。

色は水色、薄いカーキ(グリーン)、茶色(レンガ)、ベージュの4種。目に見える部分はほぼ全て専用設計の部品を使用し、塗装にも当時は日産の高級車にしか採用されていなかったフッソ樹脂コートが施され、おかげでどのパオも年齢の割には肌ツヤが良く見えます。内装ではセンターコンソールと呼べるものはなくて、ダッシュボードにはわずかスイッチが3個並ぶだけの簡単な造り。

あまりにも早すぎる時間の流れや、見知らぬ人の波に呑まれつつああったぼくに一息つく機会を与えてくれた、大切な車です。
ひたすら上を求め欲望を追求するばかりが人生ではない、この車のステアリングを握ってキャンバストップを開け放って走ると、そう考えることもしばしばでした。

とにかくぼくはパオが好きなわけでして(水色限定)、そのお店の前を通るたびにレストア用に購入しようか、とも考えるわけです。
現実的に保管する場所が無いのですが、100万円出せば数台購入できるわけです。もしくは、車体がしっかりしてさえすれば、まだ部品供給が可能なので全部バラしてレストアすることも可能ですね。



以前乗っていたパオは、ぼくがサンダーでサビを取ったり、塗りなおしたりしてレストアしたものでしたが、意外と楽しい作業でもありました。
ボディさえしっかりしていれば、あとはウイークポイントのキャンバストップを張替え、サスを替え、トランスミッションを替え、エンジンと排気系を替えればOK。結局全部に近いのでお金がかかりそうですが、足回りや駆動系は良く売れたマーチと共用なので、いくらでもリビルトパーツがあるわけです。望みさえすれば、マーチ・スーパーターボ(スーパーチャージャー+ターボ!ブーンX4と同じく1600ccクラスへのエントリーを予想しターボ係数1.7を考慮した930ccアルミエンジンにスーパーチャージャーとターボをドッキング)のエンジンだって手に入ります。

ノーマルで700kg程度の車体にスーパーターボのパワーは強烈だろうな、いややっぱりボディ無理だよな、と考えたりしますが、せっかく載せかえるのであれば、やはりパワフルなエンジン+マニュアルトランスミッションがいいですよね。

ちなみに、純正レトロラジカセとフォグランプがオプション装着されているものが高い相場を維持しています。
すでに登録から25-28年ほど経過した車ではありますが、ある意味往年のスカイラインやZのつぎに高い相場を維持している日産車とも考えられます。
300万円出してMINI COOPERを買うよりも、2200万でパオ・スーパーターボを作った方がきっと楽しいんだろうな、そう考えたりするわけです。ちなみに外観・内装は完全にノーマル維持で、タイヤのみ(パワーを吸収できる)ファットなリボンタイヤに交換したいところですね。もう一度、キャンバストップを開けてあの車を走らせたい、と思うのです。

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