●ファッションや小物、ガジェット系

iPhone6Sの色移り問題と可塑剤との関連性、品質について考える

LINEで送る
Pocket

a0013382_12412440

色々と問題の多いiphone6S。
今回はジーンズからの色移りが問題になっているようです。
アップル側は「たんなる色移りなのでクリーナーで除去可能」としているようですが、現象としては色移りというよりは「色が染みこんで」いる可能性もあるかと思います。

ソフビやPVC製品の色移りと一緒で、可塑剤(樹脂を柔らかくする)を含むPVCには色が染みこんでしまう現象と同じかもしれず、だとすると原状回復はもう不可能と思われます。
iPhone6Sの樹脂部分の素材が何なのかは不明ですが、可塑剤を含んだ軟質樹脂であれば、注意する必要はあるかもですね。

可塑剤を含んでいると、色の濃いものに接触した場合にその染料が移転し染みこむことになり、時間の経過とともにそれは深く染み込みます。
なので色移り初期であれば対処は可能ですが、時間が経過するともう手のうちようがなく、そうなると「シミが目立たないように全体に色移りさせる」しか方法が無くなりそうです(もしかするとアップルが対策を打つかもしれない)。

ちなみにこの樹脂部分はほかのアルミ部分と「ツライチ」ではなく、これはたぶんジョブズが生きていたら許されないだろうなあ、とは思います。
ぼくはけしてジョブズ信者でもアップルオタクでもありませんが、iphone3/3Gの背面のアップルマークの処理、SIMトレーと周囲とのツライチ度は工業製品的に最高レベルであったと考えており、それはやはりジョブスのこだわりがなせる技だったのだろうと考えています。
iphone4からは世界的に販売が拡大し、こだわりよりも生産性を重視するようになったため(こだわっていたら製品を供給できない)、それはiPhone5、iPhone6へ世代を重ねるごとに顕著になっていますね。

サプライヤも複数になり製造委託先も複数になったために管理や品質の均一化が難しくなり、「リーク」といった以前では考えられなかった現象が起きているのも変化を顕著に示していると思います。

なお、ぼくは携帯電話、スマートフフォン、iPhoneにはケースを使用しない、いわゆる「スマホ裸族」なのですが、さすがに今回のiPhone6は「滑りやすく落としそう」「落とした時に傷が目立つデザイン」であることからバンパーを使用しています。

考え方を変えると、以前はユーザーのライフスタイルを変え生活を便利にするものであったiPhoneが、今後は「滑らないように持つ」「「色移りしないように気を使う」などユーザーに負担を強いるものへと変化してきており、「ユーザーのためのiPhone」から「iPhoneのためのユーザー」へと変わってきているようにも思えます。

-●ファッションや小物、ガジェット系