●コラム/近況

マクドナルド、ユニクロの衰退とその理由について考える

2016/09/03

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マクドナルド、ユニクロの減益がなにかと深刻で、とくにマクドナルドはより深刻なようですね。
ですが、マクドナルドやユニクロも、「けっこう客は入っている」と思うのです。

ショッピングモールのフードコートでも、ほかのお店に比べてマクドナルドだけは列が出来ている、ロードサイドでも休日は車が列をなしている、という後継をよく見かけます。
ユニクロも同じで、いつもレジでは並ぶ必要があるように思います(開店前からすでに並んでいることも)。

相対的に考えて、ほかのお店よりも客が入っているのに、それでも利益がでないのは「会社としての経営がおかしい」とぼくは考えるわけです。
たとえば家電ではヨドバシカメラは店舗は少なくても一等地に店を出して、コストはかかっても集客でカバーする、一方ヤマダは居抜きや複合店舗、ロードサイドで出店コストを抑えて客の数は少なくともランニングコストの低さでペイするようにしている、というそれぞれの考え方があるわけです。

しかしながら、マクドナルドの場合はそういった戦略もちょっと不透明ですよね。
駅前特化型(ロッテリアとか)なのかオフィス街特化型(ファーストキッチンとか)なのか、品質特化型(モスバーガーとか)なのか、イメージ強化型(バーガーキング、ウエンディーズとか)なのか、ちょっと曖昧にはなっていますよね。

登場初期は藤田氏の旗のもと「ハンバーガーを日本人に喰わせまくって日本人を全員金髪にしてやる」という分かりやすい目標があったと思うのですが、今は単に「店舗数と知名度にあぐらをかいた、努力の足りない企業」になってしまっているように思うのですね。

もちろんユニクロも同じで、最初はほかからの仕入れ販売、徐々に自社企画モノへの切り替え、フリースのヒット、低迷、野菜に手を出す、等色々あり、その後はヒートテックで盛り返したりしましたが、H&Mやフォーエバー21など海外ファストファッションに比べてメッセージ色が弱いようです。

メッセージ色を薄めるということがひとつのメッセージになりうる場合もありますが(無印良品など)、そこにはブランドバリューという要素が絡むわけで、マクドナルド、ユニクロは知名度は抜群でもブランドバリューは高いとは言えないかもしれません(製品の価格の高い安いではなく。知名度もブランドと考えるとまた別ですが。メッセージ製をブランド価値と考えた場合)。

ユニクロの場合は日本企業ですので「海外進出」で国内の不振を補うことが出来

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