●コラム/近況

人類の歴史と経済について考える。人は自ら創りだしたシステムの虜になってしまったのか

2016/09/04

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そもそも経済とはなにか、簡単にいうと貨幣登場以後の歴史なわけです。なぜ貨幣が登場するに至ったのか。

人類の歴史において、農耕や狩猟からはじまったことは学校で習ったとおりですが、やはり人間は得手不得手があります。

手先が器用で農耕器具や狩猟に使う罠をつくるのが得意な人、体が強く農作業や狩猟に向く人、家を建てるのが得意な人、家畜の繁殖が得意な人、それぞれですね。
そこで、自分が不得意なもので生活に必要な部分は、自分の得意な分野と交換しようじゃないか。
それが物々交換の始まりですね。当初は生活に必要なものだけを交換しあっていたものの、それが発展して農作物や家畜が余ったり、より良い器具を作ったり、人が生活に必要な物々交換の範囲を超えて生産されはじめたことから、それを求める人が出てきて、その入手手段として貨幣が登場したと思われます。

あくまでも個人的な推測ですが、人間の欲望の歴史を振り返るに「売る側」よりも「買う側」が先に出現したのではないでしょうか。

とにかく、人々の生活を豊かにすべく登場した「経済」、これは瞬く間に市場を形成し現在に至ります。
現代社会においては誰もが経済とは無関係でいることはできず、経済から逃れることは社会的ドロップアウトをも意味すると言って過言ではありません。
人々の生活を豊かにするはずの経済に、逆にぼくらが囚われているこの現状。もはや人としての生活よりも経済の為に生きているぼくらの日常。原始の人たちは想像し得ただろうか、と考えたりするのです。

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