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ハリウッド映画と自動車メーカーのスポンサーについて考える

2016/09/10

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ハリウッド映画について、スポンサーが映画を大々的に広告として使用するようになってから、すこし雰囲気が変わりましたよね。

たとえば自動車で言えば、映画そのものが新車発表会のようなものになっている趣もあり、とくにメルセデス・ベンツにそれが強い傾向として現れているように思います。
ジュラシック・パーク2のML、メン・イン・ブラックでのMクラスなどは古い例ですが、最近だと(そう最近でもないか)トランスポーター、ミッション・インポッシブル、そしてトランスフォーマー、007にその傾向が強く見られます。

もちろん映画を作成するには巨額の費用が必要で、スポンサーからの資金とスポンサーの意向は重要であることは理解でき、そうやって集めたお金ですばらしい映画を撮れるのは良いことであります。
それによってスポンサーも利益を得ることができたり、魅力的な製品の存在が消費者に伝わることは、それを買う人にとってもメリットとなり得ます。
そしてなにより、日頃目にすることのない、珍しい車やエキゾチックカーがスクリーンに登場するのは胸躍るものがありますよね。

要するにぼくはこの傾向に賛成でもあるのですが、同時に寂しいこともあるのです。
たとえば、「マッドマックス」のように、当時スポンサーの製品をスクリーンに登場させることが一般的ではなかった時代、制作者は、その映画や使用するキャラクターのイメージに合わせて自由に車両やプロットを選ぶことができたわけです。

ぼくにとって、それは先のマッドマックスに登場する「インターセプター」や、「バック・トゥ・ザ・フューチャー」で知名度を上げたデロリアンであったりするわけですが、現在のような資金調達方法と広告方法が根付いてしまった今、2度とインターセプターのような映画場の「名車」は(ハリウッド映画では)登場しないだろう、と考えるのですね。

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