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動物というもの言わぬ家族、そしてぼくたちの役割

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以前に、我が家の猫さんの毛が一部ハゲたことがあります。
ただハゲただけではなくて、皮膚にキズのようなものがあり、とりあえず動物病院に連れて行きました。

そこでは「皮膚系の病気」とのことで塗り薬を処方してもらい、それをしばらく塗っていたのですが、それでも改善せず、なんとなく体調まで悪そうになってきたわけです。
そこで別の病院に連れて行ったところ、「血糖値が高い」ということでインシュリンを打つことを勧められました。

そこでぼくは考えました。
ハゲる原因も、血糖値が上がる原因も、思い当たらないのですね。
年齢や肥満度を考えても血糖値がそこまで上がるとは考えにくい。
そこで調べてみたり、他の病院に聞いてみたりしたところ、ハゲたときの薬にステロイドが含まれており、その関係で血糖値が一時的に上昇しているのでは?という結論に至りました。

病院を連れ回すのは猫さんにも負担が大きいですし、もし薬の影響で体調を崩しているのであれば、それもやめて本来の治癒力に頼ったほうが良いのでは?と考えたわけです。
怪我であったりすれば病院に連れてなんらかの処置が必要で、原因がはっきりしていて血糖値が高いのであればインシュリンの投与は必要と思いますが、今回は原因不明なので、インシュリン投与でさらに状態が悪化する可能性がある、とぼくは考えたのです。

そんなわけで通院をやめ、とりあえず猫さんを可愛がるようにしたのですが、そうするとあら不思議、ハゲも治り血糖値も正常値になったということがありました。

結論から言うと、その猫さんは極度の甘えん坊で、愛情が足りなかったために「自傷行為」によりぼくの愛情を得ようとしたようです。
しかし、それに気づかずにぼくが病院に連れて行ったので、薬やストレスでさらに状態が悪化した、ということですね。
しかしながら病院通いをやめ、甘やかすようになると猫さんは全快した、ということです。
それ以来、我が家では猫さんが体調を崩した場合、「撫でたら治る」ということがひとつの基準になりました。
そして、猫さんをより甘やかすことが必要、ということも悟ったわけですね(それまでもかなり甘やかしていたと思うのですが、それでも足りなかった)。

病院や薬を否定するものではなく、ぼくが言いたいのは、「言葉を発することが出来ない動物と暮らす場合、動物が発する様々なメッセージを受け取り、理解し無くてはならない」ということです。

そのメッセージを受け取ることが出来なかったり、間違った解釈をすると、動物を不幸にしてしまうことがある、ということですね。
あのとき、客観的な数値に基づいてインシュリンを投与していたら、さらに自体は悪化していたことが容易に想像できます。

それは医師のせいでも薬のせいでもなく、間違った判断をした自分のせい、とも言えるわけですね。
なので、ぼくたちは「物言わぬ家族」が何を言いたいのかをしっかり理解して判断する必要がある、と思うのです。

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