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中国のスーパーカークラッシュについて考える

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中国のスーパーカークラッシュ。

連日のようにフェラーリ、ランボルギーニ、アストン・マーティン等のクラッシュが報じられていますね。
いかなる場合でも事故は喜ぶべきものではないので、あまり取り上げることはありませんが、とくに最近の中国でのクラッシュは多いように思います。

もちろん台数も多いための事故の数も多いのだと思いますが、中国の場合は運転技術の未熟さが起因するケースが多いように思います。
中国は最近になってお金持ちになった国であり急激に自動車が普及したので、たとえば中国の車雑誌でたまに特集される「スーパーカーオーナーの実態」のようなものを見ても、免許取得後の年数がわずか2-3年しかなかったり、という様子が見られます。

イキナリお金を手にしてイキナリにスーパーカーを購入してしまうケースや、お金持ちの子息がスーパーカーを買い与えられるケース(共産党幹部の息子が起こした破廉恥なフェラーリの事故は有名ですね)も多々あり、段階を踏まずに購入することが多いのでしょうね。
警察官の給料が3000元(45000円程度)と言われ、なのにガヤルドは保険を入れると7500万円もするので、まあスーパーカーを中国において購入するのは本当に限られた人ということになります。

ディーラーで聞く話でも、試乗中に試乗車をコントロールミスして(客が)壊した、というものがありますが、とにかく中国のスーパーカーを購入できる層のドライビングスキルの低さ(全員ではないのでしょうけれど)というのは他の国に比べても劣っているのだと思います。

もうひとつぼくが思うのは、舗装の問題。
中国は日本ほど舗装が良くなく、雨が降ると一気にスリップしやすくなります。
水はけも悪く、水が路面にしみ込まずに浮き上がることが多かったり、舗装が急に切り替わって摩擦係数が突如変化する、というところが多々あります。

このような状況では経験値と注意力がモノを言うことになると思いますが、このような舗装の問題も事故を増加させる要因ではないかと思うのです。
自分に帰責性にある事故は救いようがありませんが、それによってスーパーカーの個体数が減ってゆくのは残念なことですね。

世界中の中古スーパーカーの多くは中国に輸出されているかもしれませんが(元高なので)、輸出された後に中国で末路を迎える、そしてそこが墓場となるのはちょっと寂しいと思います。
現在、中国の経済は減速している様子もありますが、搾取の構造は変わりませんので当面お金持ちはこのまま増え続けるでしょうし、スーパーカーも中国へ(新車・中古車とも)と流れ続けるかもしれません。

そのうち、大量へ中国へ流れたスーパーカーを買い付けて日本へ輸入するビジネスも一般化するかもしれませんが、中国から輸入されたスーパーカーは(道路やガソリンなど環境が悪く、かつメンテのレベルも低く、乱暴に扱われていることも多いようなので)ちょっと怖くて手が出せない、と思います。

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