トップページ






>ほかポルシェ関連・ニュース・ネタなど

ポルシェが911GT3RSベースのレースカー「911R」を発表。スペアパーツがより安価に

2018/05/19

| より安全に、より低コストでのレース活動が可能に |

ポルシェが2019シーズン向けのレーシングカー、「ポルシェ911GT3R」を公開。
ベースは公道仕様の「911GT3RS」だとされ、エンジンパワーは550馬力。
ポルシェ含むフォルクスワーゲングループはここ最近、レーシングチーム向けの「カスタマーカー」に注力していますが、今回の新型911Rは全然せいやコストについて配慮され、より「レース活動に適した」マシンに仕上がっていると言えそうです。

ポルシェからのプレスリリースはこちら

ポルシェAG(本社:ドイツ、シュトゥットガルト 社長:オリバー・ブルーメ)は、2019年に世界中で開催されるGT3シリーズに向けて公道仕様のスポーツカー911 GT3 RSをベースとしたカスタマーレーシングカー、911 GT3 Rのニューモデルを開発しました。この最高出力404kW(550PS)*を誇る911のレーシングカーの開発では、より効率的なエアロダイナミクス、最適化された安全性、サービスとスペアパーツのコスト削減について特に注意が払われました。

アルミニウムとスチールのインテリジェントな複合材による骨格を備えた市販スポーツカー911 GT3 RSの軽量ボディ設計が、カスタマーレーシングカーの理想的なベースとなることはすでに歴代の911 GT3 Rにおいて実証されています。ルーフ、フロントフードとフェンダー、ホイールアーチ、ドア、サイドおよびテールセクション、リアリッド、インテリアトリムは特に軽量な炭素繊維強化プラスチック(CFRP)が採用されています。全てのウインドウはポリカーボネート製です。

ニュー911 GT3 Rを駆動するのは、911 GT3 RSに搭載されているものとほぼ同じ最先端の4リッター水平対向エンジンです。ダイレクトフューエルインジェクションは燃料を最大200barで燃焼室へ直接噴射し燃焼効率を高めます。さらに、新たに装備されたインテークおよびエキゾーストの可変バルブタイミング機構はエンジントルクを最適に引き出します。さらに、自然吸気エンジンは、先代に比べて抜群のドライバビリティーと、広い回転域で強大なトルクを発生します。エンジンの応答性は、6つのスロットルバタフライによってさらに精度が高まりました。リアに搭載されるエンジンのパワーは、迅速かつ精確なシフトチェンジのために電子制御シフトアクチュエーターを備えたポルシェ6速コンスタントメッシュ・シーケンシャルトランスミッションを介して、310mm幅のリアホイールに伝えられます。ロードゴーイングのGTモデルと同様に、ステアリングホイールの使いやすい位置に配置されたパドルシフトによってシフトチェンジを行うことができます。電子油圧制御されるEクラッチは、クラッチペダルの必要をなくして迅速なレーシングスタートをアシストします。911特有の重量配分は、抜群のトラクションとブレーキ性能を提供します。

911 GT3 Rの驚異的なエアロダイナミクスも911 GT3 RSをお手本にしています。フロントフェンダーの特徴的なホイールアーチエアベントはフロントアクスルのダウンフォースを高め、幅1,900mm、奥行き400mmのリアウイングは空力バランスを提供します。フロントタイヤの外周は650mmから680mmに増加し、新設計のポルシェ ダブルウィッシュボーンサスペンションと共に、レース中に最大限のブレーキ性能と安定性を保証します。

最適化されたブレーキシステムも、剛性とABSの制御精度を高めます。フロントの対向6ピストン式アルミニウム製モノブロックレーシングブレーキキャリパーと390mm径のスチール製ベンチレーテッド・グルーブドブレーキディスクが抜群のブレーキ性能を発揮します。リアには、対向4ピストン式キャリパーと370mm径のブレーキディスクが装備されています。

911 GT3 Rでは、安全装備にも開発の焦点が当てられました。ピットストップでの作業性を向上させるために、120リッターのFT3安全燃料タンクはサーキットレイアウトに応じて左右から給油することができます。ドアとサイドウインドウは取り外し可能で、6ヵ所でボルト留めされた新しいレーシングバケットシートは、衝突時にドライバーの保護性能をいっそう改善します。アジャスタブルペダルボックスとの組み合わせによりドライバーの重心が最適化され、衝突時の安全性を高めます。さらに、ドライバーは、エネルギー吸収プラスチックフォームとカーボンファイバー・ケブラー・アルミニウム構造の運転席側ドアの側面衝突エレメントによって保護されます。

再設計されたコックピットは、全てのスイッチ類がドライバーの要求に完全にマッチしています。911 GT3 Rは、初めてエアコンディショナーを備え、理想的な室内冷房を行うとともに、シートとドライバーのヘルメットに直接接続することによって、ドライバーへの効率的な冷房を可能にします。これによってレース中の集中力と安定したパフォーマンスが維持されます。

ニューポルシェ911 GT3 Rは、459,000ユーロと各国の付加価値税を加算した価格で現在注文を受け付けています。2018年12月以降に納車予定です。全ての技術詳細およびデータは、FIAを通じて最終認定が得られるまでは暫定となります。

プレスリリース全文はこちら

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

->ほかポルシェ関連・ニュース・ネタなど
-, , ,